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2025年02月26日(水曜日)

おむつのサブスク、災害時に在庫を 無償配布へ 土浦市と業者が協定

土浦市は新年度から、市内の市立の保育所、幼稚園で、紙おむつが定額で使い放題になるサービスを始めます。災害時には、在庫のおむつを市内の子育て家庭に無料で配布することにしています。

安藤真理子市長と、寝具リース業を全国展開する小山商会の小山喜康社長が、2月25日、協定書にサインしました。

この「おむつのサブスク」は、4月と5月がお試し期間で、紙おむつが必要な0歳から2歳までのすべての園児が、無料ということです。小山商会では、県南地区の自社の倉庫の紙おむつを保育所や幼稚園に提供し、保育所や幼稚園が在庫を管理します。利用料は月額税込2400円、希望する保護者が月単位で申し込みます。保護者は紙おむつに名前を書いたり持って行ったりする必要がなくなり、保育士も園児ごとに紙おむつを管理する手間がなくなるなど、業務の効率化が期待できます。

同じような協定はすでに、県内では古河、水戸、龍ケ崎の各市で締結されています。小山商会は、民間の幼稚園などでおむつのサブスクの導入に力を入れていますが、自治体での導入は初めてということです。

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