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2025年02月25日(火曜日)

茨城県、霞ヶ浦産アメリカナマズを試験提供

国産の魚に悪影響を及ぼす霞ヶ浦北浦で獲れた特定外来種「アメリカナマズ」について、茨城県が、一次加工した食材として試験提供を始めました。

霞ヶ浦北浦水産事務所によりますと、提供されるのは、フィレなどあわせておよそ310キロで、2月22日から水戸市やつくば市、かすみがうら市を含めた9つの市と町にある小売や飲食など11社14店舗に提供されています。アメリカナマズは、北米原産の特定外来種で、フライやムニエルなどにして食される白身魚です。日本には1970年代から、霞ケ浦北浦では2000年ごろから増加し、棘で漁具や国産魚を痛め厄介者扱いでした。

県と漁協が去年11月から加工やフライなどの試作を進めました。県では試験提供を3月7日まで行い、県産食材としての将来性を分析します。

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