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2025年02月25日(火曜日)
かすみがうら 高校生が模擬選挙体験 授業
かすみがうら市のつくば国際大学東風高校で、架空の「東風市」の市長選挙をテーマにした模擬選挙の授業が行われました。学校とかすみがうら市選挙管理委員会が行ったもので、高校2年生が市の課題を自ら考え、投票、開票までを体験しました。
模擬選挙体験は2月19日に行われ、市の課題学習を重ねてきた生徒たちは、主張を評価するため、候補者の応援演説を聴きました。その後、全員が投票しました。
去年の衆議院議員選挙で、茨城県の10代の投票率は39・7パーセントで、県全体の平均を下回りました。選挙管理委員会が工夫を凝らした主権者教育で、投票率のアップを目指します。
一方で国は、「政治的中立性の確保」を求めていて、政治や選挙の現状を生徒にどう伝えるか、頭を悩ませるケースもありますが、かすみがうら市選挙管理委員会の清水見龍委員長は取り組みの継続が大切と話します。若者たちに主権者としての意識をどう高めてもらうか。教育現場では試行錯誤が続いています。