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2025年02月21日(金曜日)

つくばみらい市教委 教師用教科書購入 議会の議決経ず 「議決必要ないと認識」

つくばみらい市が、2000万円以上の契約をする際は、議会の議決が必要なのにもかかわらず、3000万円を超える教師用の教材を購入していたことがわかりました。小田川浩市長が2月21日、記者会見で明らかにしました。

つくばみらい市教育委員会によりますと、2000万円以上の契約をする時は条例で議会の議決が必要としていますが、教師用の教科書と指導書など2020年度のおよそ3168万円分、2024年度のおよそ3541万円分を議決を経ずに購入していました。市はこうした教師用の教材を4年に1回、購入していますが、市外の書店から2020年度に単価の高いデジタル教科書171冊を導入したことなどで初めて2000万円を超えたということです。

ほかの自治体で同様のケースが起きたことを受けて確認したところ、今回のミスが判明したということで、市は再発防止に努めるとしています。

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