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2025年02月21日(金曜日)
茨城県、2028年度から産業技術専門学院を2校に
技術者の育成拠点として整備している茨城県立の産業技術専門学院が、3年後の2028年度から、水戸と土浦の2校に集約されることになりました。これは県が2月19日に発表したものです。
茨城県立の産業技術専門学院は現在、県内5か所に開設されていますが、日立、鹿島、筑西の3か所は生徒数が定員の4割以下と少なく、校舎も建設から50年を超え、老朽化が進んでいます。このため、去年から有識者らがあり方を検討していました。その結果、日立、鹿島、筑西の3校を廃止し、水戸と土浦の2校に集約することになりました。そして、デジタル時代に対応した技能者の育成や学び直しの支援など、機能強化を図ります。
具体的には、離職者や転職者、女性など幅広い層の要望に応じるため多様な訓練内容と期間を設定します。また、企業の要望に合わせた訓練を拡大して、地域企業への就職促進にもつなげたいとしています。