職員自殺　知事、副知事任命責任問題あらず

茨城県秘書課の男性職員が去年10月に自殺した問題に関連し、大井川知事は、知事による厳重注意とした飯塚博之副知事62才について、「私の任命責任という問題にはならない」との考えを示しました。これは、2月19日開いた定例会見で記者団の質問に答えたものです。

飯塚副知事をめぐっては、調査にあたった弁護士ら4人で作る第三者委員会が、自殺した男性職員へのパワーハラスメント及び職員の過重労働はなく、職場の対応に問題はなかったとしていました。2月12日にコメント文を出して以来、初めての記者会見で大井川知事は、自ら、第三者委員会の設置に動いたことも報告しました。そして、今後も、職場環境のさらなる改善につとめるとしました。