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2025年02月17日(月曜日)
茨城県、2月4日の火災 原電を厳重注意
東海第二原子力発電所で2月4日、原子炉内の中性子の量を計測する中央制御室の制御盤から火災が発生した問題で、茨城県は、2月14日、事業者の日本原子力発電を県庁に呼んで大井川知事から厳重注意しました。
4日の火災は、東海第二原子力発電所の管理区域にある原子炉内の中性子量の計測時に発生しました。非管理区域にある中央制御室から遠隔操作で、炉心の保全弁の作動点検を始めた直後、制御盤の抵抗器が異常に過熱したということです。日本原子力発電によりますと、ヒューズを0・5アンペアから20倍の10アンペアに交換したことによる電気的トラブルが原因とみられます。これを重く見た茨城県は、14日、日本原子力発電の村松衛社長を水戸市にある県庁に呼んで大井川知事が口頭と書面で厳重注意しました。