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2025年02月07日(金曜日)
阿見町 児童数の増加で小学校増築へ
少子化などの影響で学校の統廃合が進む中、阿見町では、児童数の増加に伴って、小学校の校舎増築工事が行われることになりました。多くの子育て世代が移住するなどして人口も5万人を超え、小学校の教室不足が課題となってきました。
町内の荒川本郷地区や実穀地区から、500人近くの子どもたちが通う本郷小学校では児童数の増加が著しく、対策に追われています。今後、毎年50人前後の増加を続け、2030年度には1000人近くになる見込みということです。そこで、老朽化したプールを解体し、来年4月の完成を目指し、跡地に3階建て18教室分の校舎の建設を計画しています。2月25日開会の定例町議会に、建設費用としておよそ3億9800万円を計上しました。
茨城県の学校基本調査結果によりますと、県内全体の児童数を2023年度で見ると、およそ12万9千人で41年連続で減少していますが、阿見町では前の年との比較で児童数が増えています。阿見町のほかに守谷市、つくばみらい市でも児童数が増えたことに伴っての対策が進められています。