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2025年02月04日(火曜日)
行方市 新庁舎設置の住民投票条例案 市議会に提案 採決は今夜
行方市の新たな庁舎の設置の賛否を問う住民投票条例案が、2月4日、市議会に提案されました。
行方市は20年前の合併で誕生して以来、各町の役場を分庁舎にして、行政機能を分散させてきましたが、老朽化が進み、耐震性に問題があるとして、市の中心部にある「なめがた地域医療センター」の敷地に行政機能を統合し、新たな庁舎の設置を検討しています。
しかし、一部の市議は「地域医療への影響が懸念され、事業費が高額である」として、条例の制定を求めています。午前10時から始まった行方市議会の臨時会には、市の新たな庁舎の設置の賛否を問う住民投票条例案が提出されました。これに対し、鈴木周也市長は「条例を制定する必要はない」と反対の立場で意見を述べました。
そして、各委員会に分かれて、審議が続いています。 採決は今夜遅くになる見通しです。