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2025年02月03日(月曜日)

お金の使い方知って つくばの高校 電子決済搭載の携帯販売店担当者 講演

つくば市にある県立筑波高校で、新たな金融教育の取り組みが始まっています。筑波高校は、去年の学園祭でKDDIの電子決済サービス「auペイ」を使ったキャッシュレス決済を導入したことをきっかけに、金融教育の授業を依頼しました。基本的な金銭管理は「消費」、そして将来に備えた「貯蓄」や「投資」に加え、「浪費」に分類されます。

ローン契約やクレジットカード作成などが身近になる中、授業では、携帯電話の販売ショップで業務を担当する、堀越智さんが講演しました。債券や投資信託といった金融商品の選び方や投資方法にも言及しました。筑波高校は、生徒の多くが卒業後に就職するといい、生涯の資金計画の立て方は差し迫ったテーマです。2022年度から高校で金融教育が必修化され、公民や家庭科で資産形成などに関する授業が行われるようになりましたが、浸透には、金融教育の継続的な取り組みが課題となっています。

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