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2025年01月31日(金曜日)
北茨城市が新電力会社 早ければ5年後に 設立へ調査 料金安価、収益財源に
北茨城市は1月31日、早ければ5年後の、地域新電力会社の設立を目指すと発表しました。清掃工場のごみ焼却での発電や、太陽光発電などによる電気のほか、東京電力からも電気を買い取ります。現状より、市内の家庭や店舗の電気料金を引き下げ、収益を市の財源にする狙いです。
北茨城市は新年度の一般会計当初予算案に、事業化の調査費用として、1650万円を計上しました。今後の総事業費は20億円、半額を国からの補助で想定し、現状よりもどの程度、電気料金を引き下げることができるのか、顧客確保への事業計画をどうするのかを調べます。調査は6月をメドに開始し、新年度は特に、東京電力などとの調整を行います。新たな太陽光発電施設の建設も検討していて、敷地確保への準備を進めます。