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2025年01月31日(金曜日)
茨城県、独自に下水道管の緊急点検へ
埼玉県八潮市で発生した下水道管の破損が原因とみられる道路の陥没事故を受け、茨城県は、設置後40年を経過している下水道管を独自に緊急調査するとともに、市町村にも同様の注意喚起を通知しました。これは、大井川知事が、1月31日開いた定例会見で明らかにしたものです。
埼玉県八潮市の道路陥没につながった下水道管は、設置から41年が経過していました。このため、国土交通省は、1日30万立方メートルの下水を処理し内径2メートル以上の大規模な下水管を扱う管理者へ緊急点検を指示しています。対象は7都県で、茨城県内は対象外ですが、危機感から、茨城県の独自判断で、設置後40年を経過している県管理の下水道管、あわせて89キロを緊急調査するとしました。調査対象は全体の4分の1にあたります。県の下水道課では、市町村にも同様の作業を進めるよう注意喚起を通知しました。