ニュース

2025年01月27日(月曜日)

防災のポイントを学べるかるた つくばの水谷さん 茨城県に寄贈

防災のポイントを外国人に役立てて貰おうと、つくば市に住む防災士の女性が、「やさしいにほんごで ぼうさいかるた」を考案しました。取り札は、わかりやすいイラストで表現していて、外国人からも好評でした。かるたの読み札にはひらがなと英語が併記されています。

つくば市の防災士の水谷浩子さんは、外国人支援サークルに入会し、外国人向けの防災講座も開いたところ、「日本は地震が多い国だとは知っているが、何をしたらいいか分からない」という声が少なくなかったということです。そこで、やさしい日本語で、3年前から「防災かるた」の制作を始めました。かるた制作でこだわったのは、難しい防災用語をどう説明するかという点です。「安否」「避難」など、音読みの単語は理解が難しいため、「なによりも にげるが 一番 ひなんしじ」「あんぴとは げんきでいるかが わかること」などと、 優しい日本語で防災のコツを表現しました。

水谷さんは、このかるたを多くの人に利用してほしいと、茨城県にサンプルを寄贈しました。今後について、「気軽に遊びながら災害に備えてほしい」と話しています。

新着記事一覧