ニュース
2025年01月24日(金曜日)
空き家等窃盗ベトナム人3人、172件終結
茨城を含めた6つの県で、盗みや空き巣を繰り返したとして茨城県警は、1月24日現在公判中のベトナム国籍の3人の男による172件、およそ2450万円近くの窃盗などを立件し、捜査を終結させたと発表しました。
県警察本部捜査3課によりますと、逮捕・起訴されているのは、ベトナム国籍の住所不定無職のチャン・ドゥック・フン被告30才ら男3人です。3人は、おととし(2023年)10月から逮捕される去年(2024年)4月までの半年間に、日立市や北茨城市など茨城県や福島県など6つの県で、現金1915万円や貴金属などあわせて172件、2450万円相当の盗みを重ねたとして、窃盗などの罪に問われ、現在公判中です。
航空写真や雑草の生え具合で空き家や留守宅を見定め、バーナーでガラス窓を焼くなどして侵入し窃盗などを働きました。3人は、留学や技能実習の目的で来日したあと、龍ケ崎市内の工場などで知り合ったということです。フン被告ら2人は不法滞在者で盗んだものは生活費や遊ぶカネに使い、現金以外のものは、 ベトナム人コミュニティなどのSNSで売りさばいていたということです。