ニュース

2025年01月23日(木曜日)

写真家・柳下征史さん追悼展 笠間日動美術館

茅葺の民家など茨城県内の原風景を写真に撮り続け、おととし83才で亡くなった写真家の柳下征史さんの追悼写真展がいま、笠間市の笠間日動美術館で開かれています。

柳下さんは、1940年に東京で生まれ、戦災を避けて、父親の出身地だった旧山方町、現在の常陸大宮市に疎開しました。その後就職した日立製作所で広報誌を担当したことをきっかけに写真技術を学び、1975年に独立してひたちなか市内に写真工房を設けました。追悼写真展では、茅葺の民家や農村の嫁入りの様子、それに、2003年に開かれた金砂大祭礼などを写した84点が展示されています。

茨城の原風景ともいえる日常の暮らしを写真に収めた記録写真家、柳下征史さんの追悼写真展は、笠間市の笠間日動美術館で3月9日まで開かれています。

新着記事一覧