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2021年04月30日(金曜日)
いばらきフラワーパーク リニューアルオープン
石岡市の「茨城県フラワーパーク」が大規模な改修を終え、「いばらきフラワーパーク」として、4月29日、リニューアルオープンしました。オープンに先立ち、内部が今月22日に公開されました。県と石岡市、パーク・コーポレーションが手掛けた事業は、ローカルな魅力を再発見出来、五感で楽しめるよう工夫されていました。
「花と緑の楽園」をコンセプトに1985年に開園した「茨城県フラワーパーク」は、施設が老朽化し、県が20億円をかけ、「いばらきフラワーパーク」としてリニューアルしました。敷地面積は東京ドーム3個分に当たる12ヘクタール、広々とした園内に入場し、バラの新品種「ユイット・カンパーニュ」などを植栽したバラのトンネルをくぐると、インフォメーションセンターが姿を現します。
また、花を見るだけでなく五感で楽しめる施設を目指し、年間を通じて100種類もの体験プログラムが用意されるということです。花の香りのモイスチュアバスソルト作りのコーナーでは、多くの参加者に笑顔が広がりました。
フラワーパークといえばバラがメインです。入場口の近くには他にも色や香りごとに分けたバラ園などにおよそ900種類9000株のバラが植えられていました。バラ以外にも梅や桜、あじさい、藤など1300種類の花が植えられ、季節ごとに花を楽しむ美しいエリアが広がります。
隣接する「石岡市ふれあいの森」も「花やさと山」としてリニューアル中で、ロッジやグランピングの施設などがこの夏オープンするということです。
フラワーパークはピーク時に年間36万人が訪れていましたが、近年は17万人程度に落ち込んでおり、今回のリニューアルで「年間25万人を目指す」としています。