ニュース
2025年01月17日(金曜日)
「まずはボランティアに参加して」 NPO法人理事長 李さん 龍ケ崎市内で語る
1月17日は、阪神大震災から30年、そして「防災とボランティアの日」。
能登半島地震の支援に当たったNPO法人「にいがた災害ボランティアネットワーク」の李仁鉄理事長は、これを機に、改めてひとりひとりの多様な経験、感性を活かし、まずは、ボランティアに参加してほしいと呼びかけています。県境を越えて複数の自治体が被災した広域災害では、団体や個人のボランティアが一部地域に集中しかねません。広域災害での、ボランティアセンターの課題として、李さんは復旧状況に応じ、各地での必要人数の受け入れの調整が鍵になると訴えています。
NPO法人「にいがた災害ボランティアネットワーク」は2004年に発足した災害救援組織ですが、被災地を円滑に支援するために各団体をつなぐ中間支援を担うこともあります。今まで、新潟・福島豪雨や中越沖地震、 東日本大震災、能登半島地震など、さまざまな被災地で支援をし、被災者のニーズを拾い上げてきました。災害時の地域での支え合う力による助け合いの構築を呼びかけています。