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2025年01月10日(金曜日)
災害ボランティア活動届きやすく 龍ケ崎市 ネットワーク発足 支援へ顔の見える関係
災害時に活動するボランティア同士が連携し、支援が届きやすい関係を作ろうと、龍ケ崎市に「災害ボランティアネットワーク」が発足しました。活動内容が一部に集中するといった課題を解決し、貴重な支援が届きやすい平時からの「顔の見える関係」づくりを目指します。
関係団体や市内の企業などで構成し、災害が発生した場合に開設するボランティアセンターを拠点に、市や社協などに寄せられた情報、被災者からのニーズを把握し、支援を円滑に進める想定です。
連絡会は、1月9日、龍ケ崎市内で開かれ、龍ケ崎市の萩原勇市長が会長に就任しました。
能登半島地震被災者の支援に当たったNPO法人「にいがた災害ボランティアネットワーク」の李仁鉄理事長は講演で、コミュニケーション力を育てることが支援の鍵と話しました。参加者は日ごろからのコミュニケーションの力などが問われると話しました。
龍ケ崎市内で発生した災害では、災害ボランティアの出動実績はありませんが、災害ボランティアのこれからをめぐっては、被災者のニーズをどう満たしていくかが求められています。ネットワークは今後、研修会や市の総合防災訓練への参加などを通し、レベルアップを図ります。