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2025年01月09日(木曜日)
土浦市の人口「社会増」続く 一昨年も転入超過 上野東京ライン効果も
土浦市は1月9日、転入が転出を上回る人口の「社会増」が3年前から続いていて、おととしは1274人の転入超過となっていると発表しました。人口の社会増減は転入者と転出者の数の差を示すものです。
土浦市によりますと、土浦市では2000年以降、転出超過が続いてきました。しかし、3年前には1102人の転入超過となり、22年ぶりで「社会増」に転じた流れが、いまも続いています。安藤真理子市長は9日の定例記者会見で、駅を中心としたコンパクトシティ化、中心市街地の定住化促進などを背景に、子育て世帯の転入が増えていることなどが大きな要因だと話しました。さらに、子育て支援といった定住促進策に加え、10年前、品川に延伸した、JR常磐線の「上野東京ラインの効果」があると分析しました。土浦市は、人口の社会増をさらなる成長につなげたい考えです。