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2025年01月08日(水曜日)
福島第一原発デブリ 5か所分配、詳細分析
日本原子力研究開発機構は、1月8日、福島第一原発から取り出し大洗工学研究所で非破壊分析した燃料デブリについて、さらなる分析を進めるため、予定通り5か所への分配を決定した、と発表しました。
機構によりますと、5か所は、原子力科学研究所、NFD日本核燃料開発、MHI原子力研究開発、兵庫県播磨地区にあるスプリングエイト、そして、序盤の非破壊分析を担った大洗工学研究所でも分析を継続します。機構では、去年12月までの分析で0・69グラムの燃料デブリから核燃料に含まれるウランや容器の部品などを検出していました。