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2025年01月06日(月曜日)
地域の高校生が小中学生に学習支援 年4回 県立図書館で
後輩たちの学力アップにつながればと、茨城県立水戸一高の生徒たちが、小学生と中学生を対象にボランティアの学習支援に取り組みました。今月には、今回の学習支援を含め、これまでの活動の成果を発表します。
水戸一高の生徒たちによる学習支援は去年10月から12月にかけ、茨城県立図書館を会場に4日間行われ、およそ20人が参加しました。子どもたちは、学校の宿題や教科書、塾の学習帳などを持参して学びを深めたい教科の学習に取り組みました。15人の高校生ボランティアが、苦手な問題のフォローや説明、学習の復習など、マンツーマンで丁寧に対応していました。休憩時間には笑顔で会話する姿も見られました。
水戸一高1年の浅沼琉音さんは、考える力を得る手段として、インターネットの「検索」などと同じように、図書館での「本などの紙媒体」に親しんでほしい、としています。浅沼さんは、中高生が地域の課題解決などに取り組む、県の「IBARAKI ドリーム・パス」事業で、プレゼンテーション大会に出場する「戦略チーム」に選ばれた、水戸一高「ゴー・ライブラリー」の代表も務めています。今月、県庁で、学習支援を含め、活動の成果を発表します。