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八千代の養鶏場で鳥インフル 今季茨城県内初
茨城県内の養鶏場で今シーズン初めて、病原性鳥インフルエンザが疑われる事例があり、遺伝子検査の結果、陽性と確認されました。茨城県は、およそ109万羽の殺処分を始めました。きのう(28日)、八千代町の養鶏場から、通常より多くニワトリが死んでいると県に通報がありました。県が養鶏場のニワトリ10羽の簡易検査を行ったところ、8羽から高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認されました。さらに、遺伝子検査でも鳥インフルエンザへの感染が確認されました。
この養鶏場では2年前にも鳥インフルエンザの発生が確認されています。八千代町での発生は全国で16例目となります。茨城県畜産課家畜衛生対策室の大谷芳子室長は「2年前の大発生くらい出てしまうのかなと思っていたものよりは少ないが、それでも(全国の)発生件数としては多い」と話しました。鳥インフルの発生で、養鶏場から半径3キロ圏内は移動制限区域に、半径3キロから10キロは搬出制限区域に指定され、ニワトリや卵の移動が制限されます。