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2024年12月26日(木曜日)
茨城県、インフルエンザ流行の警報を発令
インフルエンザの感染者数が急激に増えているとして、茨城県は12月26日、今シーズン初めて、県内全域を対象に「インフルエンザの流行警報」を出しました。
茨城県では、医療機関の定点観測で、1週間に報告される患者数の平均が30人を超えた場合に警報を発令します。茨城県疾病対策課によりますと、12月22日までの1週間に、1医療機関あたり36人のインフルエンザ患者数が報告されました。茨城県内10の保健所のうち、患者数が最も高いのは、土浦保健所管内で60人弱、次いで、古河保健所、日立保健所などとなっています。
茨城県内には、1週間前に注意報が発令されたばかりで、感染者数は1週間で2・5倍に膨れ上がっています。茨城県の担当者は、「増加の仕方が早い。予防接種を受けて、手洗い、マスクの着用、咳エチケットを励行してほしい」と呼びかけています。