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2024年12月25日(水曜日)
県警 1年振り返り 滝澤本部長 「県民の皆様に助けていただいている」
茨城県警の滝澤幹滋本部長は、12月25日、ことし最後の定例会見で、「コロナの5類移行後、増加傾向にある犯罪や事故をどう抑え込むかが課題の1年だった」と、振り返りました。また、全国的に増えている高齢者の行方不明案件やニセ電話詐欺に関して、「県民の皆さんに助けていただいている」と、述べました。
滝澤本部長によりますと、ことし1年は急増する金属盗に対する業者への取り締まり強化や、盗品の売却を防ぐ条例の改正、巡回連絡による県民のディフェンス力強化に重点を置いて取り組んだということです。
ニセ電話詐欺や住宅侵入窃盗に関しては、全国平均にくらべ減少し、金属盗に関しても、増加率を全国平均レベルに抑え込む事が出来たとしています。 また重点取り組みに加え、高齢者の行方不明案件では、防犯メールなどを手掛かりに県民からの情報提供により、保護に繋がるケースが増えているということです。さらに、ニセ電話詐欺に関しても、金融機関やコンビニ、家電量販店での阻止事例が多く見られているということです。