ニュース

2024年12月18日(水曜日)

再来年度教員採用、全国初、SPI3選考枠

2026年度採用の教員採用試験について、茨城県教育委員会は、民間で活用される、SPI3と呼ばれる基礎能力検査を導入した採用枠を、都道府県レベルでは全国で初めてもうけることになりました。これは、12月17日開いた定例記者会見で柳橋常喜・県教育長が説明したものです。

茨城県の教員採用試験は、2025年度の志願倍率が2・45倍と過去10年で最低でした。ここ数年取り組んだ日程の前倒しや受験会場増加などの効果が長続きしませんでした。柳橋教育長は、「民間企業の経験者や志望者などからも受験者を確保し、多様な人材を教員として活用したい」と述べました。

SPI3と呼ばれる基礎能力検査を導入した採用枠では、一般選考にある「専門教科・科目」をなくします。求人サイト「エン・ジャパン」を広報として活用するSPI3枠による一次試験は、一般選考より3週間近く前倒しし、早ければ2025年4月21日から全国で受けられます。

新着記事一覧