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2024年12月13日(金曜日)
産官学で『健康寿命』研究の深化へ
筑波大学と大手企業が連携し、心身の健康や幸福に役立てようとの研究が始まっています。
調査に基づき、すべての遺伝情報などのデータを創薬などに生かす組織も発足しました。すべての市民の心身の健康や幸福を調べることも視野に、健康寿命の5年延長を目指します。そして、生活習慣や健康状態を見直し、食生活、感染症リスクの改善を目指します。大手企業が参加する産官学組織「つくばデジタルバイオコンソーシアム」を立ち上げ、健康に関するビッグデータをAI=人工知能で解析して、新薬の開発などに結びつける仕組みを整えました。
取り組みは筑波大学主導で進んでいます。ヘルスケアに関心がある企業にとっては、貴重なデータを得やすい環境が整っています。健康寿命研究の成果が待たれます。