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2024年12月13日(金曜日)
歯と口腔の健康作り推進条例改正案を 来春提案へ いばらき自民党
県議会の「いばらき自民党」は、80才で20本、64才で24本の歯を保つ「歯と口腔の健康づくり推進条例」の一部改正案をまとめ、来年(2025年)第1回定例会での提出に向けて県民から意見を公募することになりました。
条例は、2010年9月の議会に提案し可決されました。制定から14年あまりが経過し、効果や取り組みを検証するなどした結果、フッ素化合物を口に含んで歯を守る対策が県内の学校現場であまり進んでおらず、災害発生時やスポーツによるケガ、それに、高齢者などに「オーラルフレイル」いわゆる口腔機能の虚弱な状態が見られ、対策が必要であることもわかりました。一部改正案では、目的のなかに、「歯と口腔の健康づくりによって、健康寿命の延伸や健康格差の縮小に寄与する」ことを書き加えたうえ、歯周病の予防を幼児期から進め、「オーラルフレイル」を食い止めるため医療の側と連携することも盛り込みました。
いばらき自民党では、ホームページなどで告知し、12月16日から2025年1月9日まで県民からの意見を公募します。そして、来年3月をメドに開かれる第1回定例会で改正案の提出を目指します。