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2024年12月12日(木曜日)

土浦市 給食用食器などの購入 議会議決経ず

土浦市は学校給食で使う食器などを1億2000万円で購入した際、本来必要な議会の議決を経ていなかったと、12月11日、発表しました。これは議会の議決を経ずに教師用の教科書などを購入していた問題を受け、全庁を対象に調査した結果、発覚しました。

土浦市によりますと、学校給食センターの再整備に合わせ、2020年に行った契約で、厨房で使う食器や鍋などを1億2000万円で購入しました。土浦市の条例では予定価格が2000万円以上の財産を取得する際は、契約の内容について市議会での議決が必要と定められています。しかし、担当した部署は「購入したものは消耗品で、議会の議決が必要な契約には該当しない」と判断していました。

土浦市は開会中の市議会に、今回の購入についての議案を提出しました。今後、法令順守を徹底していくということです。

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