取手市　こども部　来春創設　 母子・児童福祉の一体的運用へ

取手市は、子育て支援の強化を目指し、来年（2025年）4月、こども部を新設する方針です。福祉部の子育て関連の部署を集めた組織改編の条例改正案を開会中の定例市議会に提出しました。

取手市の中村修市長は「子育て支援」を公約に掲げており、こども部の創設で、子どもに関する市民向け窓口の一本化を図ります。そして、母子と児童福祉を包括し、一体的運用を目指すということです。こども部は3課体制で設置される予定です。子ども政策室をこども政策課にするほか、子育て支援課をこども相談課と保育課に分割して、こども部に移します。母子検診などを除く、多くの子ども関連業務を集約し、二十数人の態勢とする方針です。子どもに関連した業務をまとめた市町村の部組織としては、県内では水戸市、つくば市、ひたちなか市に、こども部があります。