茨城県内でニセ電話詐欺相次ぐ　90代女性が2750万の被害

警察や検察官を名乗り、「あなたの口座が犯罪に関与している」という内容の電話をかけ、金を振り込ませて騙し取るニセ電話詐欺の手口が茨城県内で相次いでおり、警察で注意を呼びかけています。

茨城県警によりますと、つくば市の90代の女性は「あなたの口座に大麻の売り上げ金が振り込まれている」という内容の電話がありました。そして、「捜査のため現金を預かる」という名目で、あわせて現金2750万円を自宅のマンションの前に置き、騙し取られたということです。

また、小美玉市の57歳の女性も「マネーロンダリングにあなたの口座が使われている」といった手口で、暗号資産1324万円相当を騙し取られたということです。

警察は、警察が指示して現金を振り込ませることは無いとして、注意を呼びかけています。