ニュース
2024年12月06日(金曜日)
自民、次期議長に西野一氏推薦
県議会の「いばらき自民党」は、12月6日、県議会の次の議長と副議長の候補を決める選考委員会を開き、議長に西野一氏71歳、副議長に戸井田和之氏60歳をそれぞれ推薦することを決めました。「いばらき自民党」は現在の茨城県議会の中で7割を占めているため、12月16日の県議会最終日に行われる議長選挙で2人が選ばれる見通しです。
6日の自民党県連の選考委員会には、自民党県連の幹部と当選回数ごとの代表あわせて15人が出席しました。選考では、副議長の戸井田氏に反対意見はありませんでした。しかし、議長については、西野氏と同じく当選5回の舘静馬氏57才を推薦する委員もいました。委員長をつとめた海野透県連会長が「舘氏は役職停止が明けて10月に会派に復帰したばかり」として、自民党への貢献度が不足であると判断し、西野氏の推薦を決めました。
議長に推薦される西野氏は、常陸太田市・大子町選挙区選出の71才で、現在5期目です。常陸太田青年会議所の理事長や自民党県連の政調会長などを歴任し、現在は県議会の副議長をつとめています。
副議長に推薦される戸井田氏は、石岡市選挙区選出の60才で、現在5期目、自民党県連では政調会長をつとめています。
県議会の正副議長は、近年では1年交代が慣例となっています。