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2024年12月03日(火曜日)
牛久シャトーの経営改善を議論 牛久市、検討組織を設置へ
牛久市は、ワイン醸造施設「牛久シャトー」の第3セクター運営会社の財務改善策を考える、検討組織を来年1月をメドに立ち上げます。コロナ禍などの影響で赤字続きとなっているためで、来年6月ごろを目途に議論を取りまとめる方針です。
牛久シャトーは6年前、レストランや土産店などが赤字で閉店したことから、再開を求める2万5千人の署名が市に寄せられました。牛久市は、所有企業の「オエノンホールディングス」と土地建物の賃貸借契約を結んで、ほぼ全額出資の運営会社を設立し、事実上の直営で再建を目指しています。ところが、コロナ禍などの影響で赤字が続き、1億4千万円の債務超過に陥っています。
検討組織の委員は5人前後で、市のほか、金融機関、民間企業の経営者、中小企業診断士、弁護士などが、来年6月をめどに議論をとりまとめる方針です。