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2024年12月03日(火曜日)

常総市、大生郷工業団地南にスマートIC

常総市は防災力の強化や企業誘致による地域活性化のため、圏央道の常総インターと坂東インターの間にETCカードで乗り降りができるスマートインターチェンジを開設することを検討していることがわかりました。これは、常総市が、12月2日開かれた市議会の全員協議会で、大生郷工業団地周辺の土地利用に関する基本方針案として示したものです。

常総市内には、鬼怒川と小貝川の間に圏央道の常総インターチェンジがありますが、9年前の関東・東北豪雨ではインターチェンジが水没し、救援に向けた人員の派遣や物資の輸送に活用できませんでした。常総市によりますと、スマートインターチェンジを開設する場所は、鬼怒川の西側にある高台です。大生郷工業団地の南側に位置しており、圏央道の常総インターと坂東インターの間になります。常総インターチェンジからは2.3キロ西の地点です。常総市では、「豪雨や大地震が発生しても防災・減災に対応できるほか新たな産業団地の開発が見込まれる大生郷工業団地周辺の利便性や活性化に寄与する」と話しています。

スマートインターチェンジの開設は早ければ8年後の2032年を目指しています。

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