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2024年11月26日(火曜日)

茨城県による養殖マサバ「常陸乃国まさば」 年末には市場流通試験で飲食店などにも

2年前から茨城県の実証事業としてひたちなか市でマサバの養殖に取り組んできた県立海洋高校の生徒や関係者が12月に控えた出荷を前に、11月26日、大井川知事を表敬訪問しました。

「常陸乃国まさば」と名付けられたこの養殖マサバは、県が養殖産業の創出に向け、那珂湊港のいけすの中に、自動でエサを与える装置や、魚の様子をモニタリングするカメラなどを導入し、ICT・情報通信技術を活用して1年かけて養殖されたもので、今年で2年目です。今年の12月中旬からは実際に養殖マサバ3000尾が、地元の飲食店など数十店舗で提供される流通試験が行われます。

養殖マサバは、アニサキスなどの寄生虫のリスクが極めて低く、生食しても安全な事が特徴で、県では、今後出荷量を増やし、来年度以降の養殖産業への民間企業の参入を目指します。

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