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2024年11月26日(火曜日)

東海第二原発の安全性検討WC テロ対策を審議 「問題ない」と判断

東海村にある日本原電の東海第二原子力発電所の安全確保対策を検討している茨城県のワーキングチームは、11月25日、テロ対策について審議を行った結果、「現在のテロ対策で問題はない」との判断を示しました。25日は、テーマがテロ対策であるため犯罪防止の観点から審議は関係者以外に非公開で行われました。

茨城県原子力安全対策課によりますと、25日の審議ではサイバーテロが起きても原発の緊急制御のシステムは影響されないことや不法侵入対策として、警備員の巡視やフェンスの設置以外でも赤外線を使った監視カメラの活用、施設内に入る人のID、身分を証明するカードのこまめな点検を進めること、そして、遠隔操作で原子炉を冷やすシステムや上空から原発を監視するためのドローンも備えていることを確認しました。

県は来年度の上半期までには、安全対策が充分か、中間のとりまとめを出したいということです。

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