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2024年11月25日(月曜日)

年収の壁引き上げ問題 常総市の神達市長、歓迎と痛手

年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」の見直しについて常総市の神達岳志市長は「引き上げられた場合、市民の目線なら歓迎、行政の視点では痛手だ」と述べ、複雑な気持ちを明らかにしました。これは、11月25日開いた定例の記者会見で述べたものです。

常総市の神達市長は、 所得税が発生する年収の壁が178万円まで引き上げられた場合、常総市では、市に入ってくる税金が8億円から9億円減るとの見通しを示しました。今後の対応として、神達市長は「道の駅」を核としたアグリサイエンスバレーのほかにも新しい産業団地を造成するなどして税収を稼いだり、10年から20年先の地方税の制度設計を国に要望したりする考えを示しました。

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