茨城県植物園　リニューアルの開園時期を 来年4月から11月に延期

再生工事が行われている那珂市の茨城県植物園に関して、茨城県は建築資材の高騰などを理由に開園の時期を当初の来年4月から来年11月に7か月延期させると発表しました。

茨城県植物園は老朽化や同じ様な施設が出来た影響で、利用者が最も多かった1995年度の23万8000人から2022年度は、5万6000人まで落ち込みました。このため、茨城県では、バーベキューが出来る施設やコテージなどの宿泊施設、それに入浴施設を加えることにしました。「日本初の体験型植物園」として、隣接する「県民の森」との一体的な再整備を目指しています。

茨城県によりますと、当初、開園の時期を来年4月としていましたが、建築資材の高騰や人件費の上昇の影響で、工事費用が1割ほど上がったほか工事の内容も変更する必要に迫られたということです。