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2024年11月15日(金曜日)
最新「AI防災カメラ」設置 800メートル先の火も発見 大洗
大洗町に、AIを搭載した防災カメラが設置され、町は、最新の防災技術で火災の被害を最小限に抑える取り組みに乗り出しました。
カメラは専用端末に接続し、AI化しました。大洗町消防本部の訓練棟、高さ16メートルの最上部に設置され、360度の撮影ができます。
カメラが煙を検知すると、指令室の職員にアラートで知らせます。800メートル先にある煙も発見でき、AIは火の揺らぎ具合から、火災かどうか瞬時に画像解析して判断します。導入されたのは、AI防犯システムを手掛ける「アースアイズ」の装置です。AIに人の動きや現象を学習させ、通知するシステムを開発しています。
大洗町は、防災カメラの運用を来年1月から予定していて、火事のほか、災害の現場などへの活用を目指しています。