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2024年11月15日(金曜日)

水郡線赤字 常陸大宮‐常陸大子間13億 支社長「イベントやサイクルトレインなどで 利用者増やしたい」

JR東日本水戸支社の下山貴史支社長は11月15日行われた記者会見で、水郡線を含む地方路線の赤字について、地元の人たちと一緒に対応策を検討していきたいなどと述べました。水郡線の利用者減少については、「少子高齢化の影響もあり、通勤や通学で利用していただくのには限界がある」としたうえで、「地元の方々と一緒にどうすれば利用が増えるか検討していきたい」と述べました。具体的な取り組みとしては、水郡線沿線でのイベントの開催や電車に自転車を折りたたまず持ち込めるサイクルトレインの利用可能区間を伸ばすことで、少しでも利用者を増やせればと話しました。

JR東日本によりますと、2023年度の水郡線の経営状況は、常陸大宮から常陸大子間で13億1400万円、常陸大子から磐城塙間で5億2100万円、それぞれ赤字となっています。

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