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2024年11月14日(木曜日)

中村彝展 開会式 茨城県近代美術館で来年1月13日まで企画展

水戸市出身の洋画家で、明治時代の末から大正時代に活躍した中村彝の没後100年を記念した展覧会が11月10日から水戸市の茨城県近代美術館で始まりました。

中村彝は明治20年に旧水戸藩士の家に生まれ、軍人を志しましたが、若くして肺の病気にかかったことをきっかけに絵の道に入りました。病との闘いや関東大震災に見舞われながらフランスのルノワールなど西洋絵画の技法を取り入れて、37歳で亡くなるまで絵を描き続けました。

今回の企画展では彜の代表作で、国の重要文化財になっている「エロシェンコ氏の像」をはじめ、彝が生前描いたおよそ120点の作品を鑑賞することができます。

茨城県を代表する洋画家、中村彜の没後100年を記念した企画展「没後100年 中村彝展 アトリエから世界へ」は、来年1月13日まで水戸市の茨城県近代美術館で開かれています。

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