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2024年11月11日(月曜日)
外国人の逃げ遅れを防げ 避難を想定 常総市で講習会
在留外国人を対象に、鬼怒川・小貝川流域の大氾濫を想定したマイ・タイムライン講習会が常総市で開かれ、参加者は、時系列で「いつ」「何をするのか」を考え、自身のマイ・タイムラインを作成しました。
逃げ遅れ「ゼロ」を目指して企画された講習会には、常総市からブラジル人など5人の外国人、日本語教室のボランティア、国土交通省下館河川事務所の関係者らが参加し、備えの大切さを学びました。
グループに分かれ、第1部ではマイ・タイムラインを作成しながら、洪水ハザードマップの見方を学びました。
第2部は、作成したマイ・タイムラインに基づき、避難所開設などを体験しました。気象や避難情報を集めつつ、時系列で「いつ」「何をするのか」を考えました。
下館河川事務所が事務局を務める鬼怒川・小貝川流域の大規模氾濫に関する減災対策協議会では、水害時の逃げ遅れゼロに向け、マイ・タイムラインの普及に力を入れてきましたが、来年9月、水害から10年の節目を迎えるに当たり、取り組み強化の一環で実施しました。