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2024年11月07日(木曜日)
「食菜録」を地域に発信 起爆剤にとシンポジウム 水戸市 研究会が水戸徳川レシピで
水戸藩の9代藩主、徳川斉昭の編さんと伝えられる料理書「食菜録」を地域発信の起爆剤にしようと、市民団体がこのほど、水戸市で食菜録の普及を考えるシンポジウムを開きました。
会場には、郷土料理に関心のある市民ら80人が集まりました。「水戸食菜録研究会」の会長で、茨城大学人文社会学部の荒木雅也教授が講演しました。第2部のパネルディスカッションでは、「食菜録」に掲載された料理を再現したシェフらが登壇しました。
「水戸食菜録研究会」は、食彩録に掲載された料理の普及などを目的に2年前に発足し、「食菜録」のレシピや再現料理の写真などを収めたウェブを立ち上げるなどの活動を展開しています。