SNS中傷で罰金30万円　筑波大教授に茨城県警警官

筑波大学教授の国際政治学者を誹謗中傷するコメントをSNSに投稿したとして、茨城県警の男性警察官が侮辱の罪で略式起訴され、水戸簡易裁判所が罰金30万円の略式命令を出したことが分かりました。略式命令を受けたのは茨城県警の45歳の男性警察官です。
起訴状などによりますと、男性警察官は去年5月下旬、自身のX＝旧ツイッターに、国際政治学者の筑波大学、東野篤子教授がテレビ番組に出演した際の画像を添え、「見た目からしてバケモノかよ」と投稿したとされます。
水戸区検察庁が10月29日、侮辱の罪で略式起訴し、水戸簡裁が略式命令を出しました。
東野教授が今年4月、侮辱容疑で男性警察官を刑事告訴し、県警が6月、書類送検していました。
今回の刑事処分について、茨城県警監察室は「個別案件についての回答は差し控える」としています。（共同）