南スーダンの陸上選手と交流　阿見町でスポーツフェスタ　盛り上がる　

スポーツの秋です。阿見町では、「あみスポーツフェスタ」が開かれ、夏のパリオリンピックの陸上男子800メートルに出場した、南スーダンの陸上選手、グエム・アブラハム選手・25歳が町内の子どもたちと交流しました。

度重なる内戦を経て、いまなお武力衝突が続く南スーダン。深刻な人道危機に直面する中、祖国への支援に力を入れています。

アブラハム選手は阿見町のプロチーム「阿見AC SHARKS」で競技を続けています。3年前の東京オリンピックに南スーダン代表で出場後、チームに加入し、着実に力を伸ばしています。あみスポーツフェスタは町の主催で開かれ、アブラハム選手によるランニング教室が開かれました。平和への呼びかけにも関わらず、やむことのない、南スーダンの戦火。アブラハム選手はそれでも、平和への思いを胸に競技に臨みます。　

あみスポーツフェスタではこのほかに、ちびっこ相撲大会やミニサッカー大会、グラウンドゴルフのホールインワンチャレンジなどがあって、多くの子どもたちがさまざまな形で交流していました。