つくば市長の退職金額を決定　 ネット投票始まる

五十嵐立青・つくば市長の退職金の金額を市民に決めてもらうネット投票が11月1日、始まりました。15歳以上ならスマホのアプリから投票できる取り組みで、市民にネット投票してもらい、2期目の行政運営を100点満点で評価し、その平均点を退職金に反映させます。

五十嵐市長は1期目から退職金廃止を公約に掲げ、4年前の退職金は最低額の22円となりました。2期目の任期満了を前にしたネット投票では、15歳以上の市民を対象に11月11日までネット投票を実施します。市政運営を0点から100点まで10点刻みで評価し、評価の平均点から退職金の額を算出します。

つくば市は、結果について、投票終了後に発表する方針です。五十嵐市長は「民主主義のアップデートがしたい」などと思いを語っていて、「市政運営をどう評価したらいいかわからない」との声に応えたいとしています。将来的には、つくば市が目指している公職選挙のインターネット投票に向けた、事例の一つとしての積み重ねと位置づけていて、仕組みの構築を通し、様々な場面での民意の反映に役立てることにしています。