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2024年11月01日(金曜日)
クライミング オリンピック4位、森秋彩さん知事表敬
2024年夏のパリオリンピック、女子スポーツクライミングで4位に入賞した森秋彩選手が、11月1日、茨城県庁に大井川知事を表敬訪問し、4年後のロサンゼルス大会に向けて「今以上に力強い登りを見せられるのでないか」などと決意を語りました。
森選手は、つくば市出身の21才。夏のパリオリンピックでは、スポーツクライミングの種目のひとつ「ボルダー&リード」に出場し総合で4位に入賞しました。登った高さを競う得意のリードで、ただ一人、完登手前まで登り1位となりましたが、制限時間内に登った課題の数を競うボルダーで7位という結果でした。
知事応接室を訪れた森選手は、大井川知事から「話題になった挑戦だった」などとパリ大会の労いの言葉をかけられたあと、「強いだけではなく、後の世代に向けて人間力あるアスリートになりたい」などとこれまでの学びを語りました。また、パリでの経験は糧になり、苦手が浮き彫りになったとしたうえで、「筋力的な力不足が明確になった。食事とトレーニングを意識して持久力の長所は生かしつつ、走ったり跳んだりダイナミックな動きが出来るよう強化している」と話しました。
そして、ロスオリンピックに向けては、「ロス大会に出られれば今以上に力強い登りを見せられるのでないか」などと意欲を見せました。