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2024年10月31日(木曜日)

新複合文化施設、鹿島鉄道跡地が妥当  石岡市の審議会が最終答申

石岡市の審議会が新複合施設の建設現場を、石岡駅に隣接する「駅東地区」にするのが妥当と最終答申したことを受け、石岡市の谷島洋司市長は10月30日の記者会見で、「議会は反対の意見なので、議会と話をしていく」との考えを示しました。市議会はすでに、鹿島鉄道跡地そばの「駅東地区」への建設反対を決議しており、市長は、審議会の答申と、市議会との板挟みになった格好です。

石岡市は、市内にホールや図書館などを備えた複合文化施設を建設する方針で、2027年度の供用開始を目指しています。 財源には合併特例債を充てます。審議会が最終答申した鹿島鉄道跡地は、東側に住居などの低層建物があり、現在は未利用地となっていて、イベント開催時に駐車場などとして使用しています。審議会は、建設現場の資材や人手不足が深刻化し、工期が読めない中で整備計画を着実に進めるため、市民に対しての丁寧な説明を求めています。

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