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2024年10月29日(火曜日)

衆院選、比例北関東、茨城県内党派別得票 自民・公明が2割減少

衆議院選挙で、茨城県内の主な政党が獲得した票を比例北関東ブロックから計算しますと、3年前の前回衆院選に比べ、自民党と公明党はそれぞれ、2割近く減らしたことが判りました。一方で、国民民主党は2倍、れいわ新選組も2倍近く票を伸ばしました。

茨城県選挙管理委員会のまとめによりますと、「政治とカネ」の問題で逆風となった自民党は、およそ39万票を獲得しましたが、3年前より8万2000票、率にして17%減らしました。自民党と連立政権を組んでいる公明党も18%減らしました。一方、野党では、国民民主党が2倍、れいわ新選組も2倍近くに得票を伸ばしました。しかし、議席を大幅に伸ばした立憲民主党は北関東比例区では7%減少し、全国の小選挙区で躍進した勢いは見られませんでした。また、兵庫県知事のパワハラ問題など地方の政治家の不祥事で揺れた日本維新の会は4割近く、共産党も1割ほどそれぞれ減らしました。

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