東海・JCOの管理区域で火災　火花が部品に着火する

東海村の核燃料加工会社JCOは、10月23日、放射線管理区域内で火災が発生したと発表しました。放射性物質の漏洩や負傷者はなかったということです。

JCOによりますと、10月23日午前11時前、東海村にある総合排水処理棟で、ポンプの切断作業中に火花が散り、隣で油をふき取り中だった部品とふき取りに使用していた紙ふきんに引火したということです。火はその場で作業員などにより消し止められました。

JCOによりますと、油をふき取るクリーナーとして、火気厳禁のスプレーを使用していたという事で、今後、出火原因を特定していくとしています。