水道料金平均15％値上げへ　つくば市　7年ぶりの改定で

つくば市は10月11日、7年ぶりで水道料金を改定し、来年4月から基本料金を15％引き上げると発表しました。引き上げは、老朽化した設備の更新や電気代などの物価高騰、災害対策への対応が理由です。

つくば市では、有識者や市民などの審議会が今年7月、設備の更新などの費用を水道料金の値上げで賄うことを盛り込んだ答申を市に示し、その後、市議会が水道料金改定を盛り込んだ条例の改正案を可決しています。値上げの幅は、1人世帯で1ヶ月198円、率にして15％で、4人家族の世帯では、22％の値上げとなります。

つくば市では水道が整備されていない地域の解消など様々な課題への対応に必要な財源を確保するため、値上げに踏み切ったということです。